![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
Midjourneyはテキスト(文章や単語)から画像や絵を作成します
Twitterをはじめ様々な界隈で話題となっています。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
AIについて、ご興味のある方は以下の書籍も参考になります。
![]() |
【POD】AIとコラボして神絵師になる 論文から読み解くStable Diffusion (技術の泉シリーズ(NextPublishing)) [ 白井 暁彦 ] 価格:2,200円 |
![]() |
【POD】Artificial Images Midjourney / Stable DiffusionによるAIアートコレクション (NextPublishing) [ 852話 ] 価格:2,310円 |
Midjourneyのはじめかた
Midjourney は以下の手順で始めることができます。
1.Discordのアカウントの作成
2.Midjourneyのベーダ版に参加する
3.Midjourneyのページにログインする
Discordのアカウントの作成
はじめにDiscordのアカウントを作成します。
Discordのページに行き、右上のLoginをクリックします。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
次にDiscordのアカウントを登録します。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
登録後、Discordのアカウントページが開きます。
メールに届いた認証もあわせて実施します。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
次の手順に移ります。
Discordはこのままログインした状態にしておきます。
Midjourneyのベーダ版に参加する
MidjourneyのTOPページに移ります。
「Join The Beta」をクリックします。
リンク:Midjourney
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
クリック後、ブラウザが招待ページを開きます。
参加のため、ロボット防止セキュリティが表示されることがあります。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
登録が終われば、自動的にDiscordのマイページにMidjourneyが追加されます。
Midjourneyのページにログインする
Midjourneyが追加されたら以下のページが表示されました。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ここから画像作成の手順に移ります。
画像作成のルームに移る
マイページ画面の左端のnewbieがあります。
下桁の番号は何でも良いのでいずれかを選択し、入ります。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
画像の出力はnewbiesルームのスレッドが表示されているメイン画面の下部のテキスト入力箇所で行います。
「 /imagine 」を入力しEnterを押すと、promptの項目が表示されます。
その後ろにテキスト(prompt)を入力すると、任意の画像が出力される形となります。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
実際にMidjourneyを使ってみた
テキストは基本的に英単語を使います。
単語単体でも、文章でもよいです。単語の順番によっても出力される画像が異なるようで、
有志の方々でさまざまな入力が試されているようです。
今回私は、SFや宇宙やロボットが好きなため、それについての画像を作ってみたいと思います。
あわよくばこのサイトのメインビジュアルなんかもとか作れればなと思っています。(笑)
早速どのようなものが出力されるか、以下の文章で試してみました。
意味は「SF、ロボット、宇宙、地球軌道上での作業」です。
緊張の一瞬。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
入力し、Enterを押します。
ドキドキ…。
とおもったら、規約の同意のメッセージが出てきました。ドキッとしました。
ビックリしたじゃんか。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
慌てずにToS(規約)を読み、Accept Tosのボタンを押します。
改めて、prompt を入力し、待ちます。(※promptは画像の生成ワードのことです。巷では呪文だとか呼ばれたり)
お、
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
なんかキターーーーーーーー!!
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
びっくりしぎて画像の生成の初期段階のスクショを忘れました。
どんどん完成に近づいています。
ドン!!!
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
以下の画像が出力されました。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
4枚のバリエーションの画像を作ってくれました。
なにこれすごい…。
正直、何ができるのか想像してなったので、感動しすぎて5分ほどずっと画像を見てました。
代替希望通りなんですが、もうちょっと引きでの場面が欲しかったり。
こういうのもpromptで指定するんでしょうね。今回はこのまま行きます!
ちなみに自分のスレッドをよく見るといくつかボタンが選択できるようです。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
4つの画像にそれぞれ番号が割り当てられており、
それに対して『 U1~U4 』もしくは『 V1~V4 』、または『 Update(回る円のマーク) 』を選択します。
ボタン | 出力 |
U1~U4 | 各画像の任意の1枚を高解像化します。4枚の時点で1024✕1024であるため、1枚での1024✕1024を出力します。 |
V1~V4 | 各画像の任意の1枚をもとに、全体的な構図は同じだが、異なるバリエーションの4枚を新たに出力します。 |
Update | もう一度新しく4枚を作り直します。 |
ちなみに、『 U1~U4 』を選んで1枚について高解像化した場合、
1枚の画像が出力され、以下のボタンが選択できます。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ボタン | 出力 |
Make Variations | Vのボタンと同じように現在の画像の4つの異なるバリエーションを1024✕1024で出力します。 |
Beta Upscale Redo | 現在の画像をより高解像度な2048✕2048の画像が出力されます。 |
Light Upscale Redo | 再び同じ1536✕1536の解像度で出力されますが、変更のディティールが軽減されます。 |
いくつかの検証を行った後、一番欲しいイメージに近い画像を作りました。
検証から得られたことは、求める画像がある場合、以下のステップが良さそうです。
最高の1枚の出力方法
検証を行ったところ、以下のStepが欲しい画像を出力するのに良いかと思います。
2.気に入った絵がない → prompt変更 / 近い絵を選択して「V」 / 全体の「Variation」
3.気に入った絵がある → 選択して「U」
4.やっぱりちょっと違う → 「Make Variations」
5.少し変更を軽減したい → 「Light Upscale Redo」
6.これに決めた! → 「Beta Upscale Redo」
気になったのは、3→6のあいだで、4枚絵→1枚絵を出力した際、少しディティールの変更がありました。
しかし、6で高解像度の絵を出力すると3で選択した絵の高解像絵が出力されるんですよね。
試行回数1回だけなので、すべてのパターンで再現するかは現状わかりませんでした。
検証については長くなりそうなので別の記事にしたいと思います。
最終出力結果
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ロボが地球軌道上で作業している画像となります。
ざっくりしたイメージをこうやって形にしてくれるのは、なんとも言えない感動を覚えます。
短時間でとても美しいイラストに仕上がりました。
話題になるのもわかる気がします。
使い方のTIP
使ってみて思いましたが、Midjourneyを使う場合、いくつかの注意点があります。
自分の画像を探したい
何度が出力を繰り返していると、ルームのスレッドで自分宛てのポストがどこにあるか、
わからなくなることがあります。
また、promptを入力したい、ボタンで解像度変更やバリエーションを出力した場合でも
自分向けのポストの場所がわからなくなります。
都度都度、スクロールして自分宛てのポストを探すのは大変です。
その場合、マイページ右上の受信ボックスをクリック、もしくは検索ボックスにて「mentions: 自分のアカウント名」を検索しましょう。
サイドバーが表示され、自分向けのポストのみを確認することが出来ます。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
枚数制限あり
無料利用の場合は現在25枚までしか画像の出力ができません。
それ以上利用したい場合は、有料プランへと変更しましょう。
現在自分が何枚出力したかについて、
DiscordのMidjourneyにて、「 /info 」を入力し、2回エンターを押せば現在の出力枚数・ライセンス状態が確認できます。
![](http://rabijin-tech.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
有料プランは?
現状は以下のプランがあるそうです。
ただし、随時アップデートされているため、確実な料金等が知りたい場合、
一度無料プランで確認する必要が有ると思います。
項目 | 有料プラン | 無料プラン |
料金 | Basic Plan $10/月 出力 ~200枚/月 Standard Plan $30/月 出力無制限 Pro Plan $60/月 年払い時は20%割引 |
無料 出力 ~25枚 |
商用利用 | 営利利用可 | 非営利のみ利用可 |
画像の公開範囲 | 非公開用のプライベートのルームあり | Midjourneyのルームの全員に公開 |
Midjourney Teams of Service https://midjourney.gitbook.io/docs/terms-of-service
なお、画像の出力を行う際、
「U」や「V」また「Get Variations」などのボタンを押すことで出力の回数が加算されます。
ボタンを画像が出力されるのは、タイミングによっては時間がかかります。
その場合は様子を見ながら、誤って何度もボタンを押さないように注意することが必要です。
ライセンスについて
Midjourneyでは、有料プランに登録すれば商用利用は可能であるということですが、
出力した画像・promptのすべてに、自分だけの所有権であるわけではありません。
MidjourneyをはじめとしてAIによる画像作成サービスは、著作権の取り扱いが難しい場合もあるため、
なるべく有料プランでの利用することが推奨かと思います。
無料プランで取り扱う場合は出典等を記載すると良いかもしれません。
以下、Midjourneyの著作権に関する一文(翻訳版)を抜粋します。
お客様がMidjourneyに与える権利
本サービスを利用することにより、お客様は Midjourney、その後継者、および譲受人に、お客様が本サービスに入力したテキスト、および画像プロンプト、またはお客様の指示により本サービスが生成した資産の複製、派生物の作成、公開表示、公開実行、サブライセンス、および配布に関する永久、世界、非排他、サブライセンス可能、無償の取消不能著作権を許諾するものとします。このライセンスは、理由の如何を問わず、いかなる当事者による本契約の終了後も存続します。
お客様の権利
上記のライセンスに従い、お客様は本サービスを使用して作成したすべての資産を所有します。ただし、以下の例外に該当する場合は、この限りではありません。
以下続く
Midjourney Teams of Service https://midjourney.gitbook.io/docs/terms-of-service
また、こちらのサイトでわかりやすく解説されていました。
ご参考までに読んでみてください。
まとめ
・検証は必要だが、希望する画像の出力も可能である
・無料プランがあるが、出力枚数に制限があり、非商用である
・有料プランは、商用利用可能で、出力枚数に制限がないプランもある
以上、Midjourneyを使ってみたでした。
他にもAIの画像作成サービスがあるようなので、調査後、使用してみたいと思います。
よろしくお願いします。
AIについて、ご興味のある方は以下の書籍も参考になります。
![]() |
【POD】AIとコラボして神絵師になる 論文から読み解くStable Diffusion (技術の泉シリーズ(NextPublishing)) [ 白井 暁彦 ] 価格:2,200円 |
![]() |
【POD】Artificial Images Midjourney / Stable DiffusionによるAIアートコレクション (NextPublishing) [ 852話 ] 価格:2,310円 |